ひねくれ者の頭の中日記

人と違う視点を持った”ひねくれ者”のブログです。

批判にどう向き合うか

集団を重視するか、個人を重視するか。

これは多くの人が抱える課題ではないだろうか。

社会・スポーツ・政治など、さまざまな環境において、人々は集団のために行動しながらも、自分の成長や利益を求めている。

 

 集団を重視

全員が集団を重視して行動し続ける集団を作ることは不可能である。なぜならば人間には欲があるからである。

集団がうまくいけばいくほど利益が上がる。しかし、その中には必ずその利益の多くを自分のものにしようとする人間が現れる。集団とはそういった性質を持つものである。

 

 個人を重視

全員が個人を重視する集団は崩壊してしまう。これは容易に想像がつくだろう。仮に個人を重視する人が全員でなくとも、その大半がそうであれば、いわゆるチームワークが悪い集団として機能しづらくなってしまう。

 

 実際はどうなっているか

実際には、これら2つの考えが極端に偏ることはなく、両方を重視しながら私たちは行動している。ただその中には、どちらかへの志向が強くなるチームや個人がよく存在している。

 

 私自身はどうすべきか

私がその集団において地位が高ければ、どちらを選択することもできる。集団を重視してほしければ、自分自身の姿勢を見せて、部下たちに集団の重要さを問う。個人を重視したければ、自分の利益や成長につながらない役割は部下にまわして、自分に意味のある行動を選択する。

私がその集団において地位が低ければ、その集団の志向に合わせるしかない。その集団の志向に反する行動をすれば、批判をされ、能力が低いとみなされる。

 

 自己実現の方法① 結果を出す

結果を出せば自分の評価は上がる。それは能力に対する評価だけではない。取り組みに対する評価までもが上がる。それは今まで批判されている場合でも当てはまる。

人は結果に大きく左右される。成功した人には特別な価値がつく。それはその人が成し遂げた功績への価値だけではない。その人が踏んできた過程にも価値がつく。そしてこの価値が最も重要なのである。

集団を重視するにしても、個人を重視するにしても、自分が結果を出していればどちらの志向が強かったとしても、自分の行動はある程度認められる。

 

 自己実現の方法② 批判を気にしない

これが一番難しいが、一番効果が大きい。批判を気にしないことである。もしくは批判を跳ね返せるほどの信念を持つことである

批判は人が集団生活するにあたって必ず発生する。人には合う合わないがあるからだ。このことを理解する。それだけだが、それが難しい。しかし、これができれば批判されようが、自分の志向に従って行動することができる。

 

 自己実現の方法③ 個人を重視したほうが良い

結局のところ評価の対象になるのは個人である。会社で結果を残しても、昇進や昇給は個人の実績によって評価される。チームが結果を残しても、年俸や市場価値は個人の実績によって決まる。仮に集団を重視するにしても、どこかに個人の利益や成長を追い求める心がなければ、結局成功することはできない

 

 自己実現の方法④ 集団要素を排除する

少し変わった方法ではあるが、集団の要素を排除すればこの問題は解決される。自分の会社を設立したり、個人種目の競技にしたり、といったことで自分のために行動することも可能である。

 

 ”信念”を持とう

逆境に耐えて努力することができれば、ほとんどの場合成功を収めることができる。しかし、

本当に大きな成功を収めたい。

自分のやりたいことで成功したい。

のであれば、批判は承知の上で信念をもって行動することは前提となる。

多くの成功者と呼ばれる人は、必ずと言っていいほど人々の反感を買う。イチロー選手は学生時代にプロ野球選手になんてなれないと笑われ、キングコング西野さんは他業界から批判をされ、スティーブ・ジョブズCEOは会議で侮辱をされた。

批判のない人生はつまらない。そう思えた瞬間私たちは一歩上の世界に行ける。