ひねくれ者の頭の中日記

人と違う視点を持った”ひねくれ者”のブログです。

無駄をなくす3秒ルール

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誰でも経験する無駄な時間 

「あー、このままごろごろしてたいなあ。やべ、洗濯物干すの忘れてた。だるいなー。今終わらせたら楽だけどなー。面倒くせえ。あとでいいや。」

誰にでもこんな経験があります。やらなければいけないことを後回しにする。やりたいと思っていたことを結局やらない。動くのが面倒くさい、今はゆっくりしたい、という理由で、ついついスマホをいじり続けたり、ベッドにねそべったりする。いわゆる無駄な時間です。今やれば得をする、今やれば後々ゆっくり過ごせるとわかっていても、それを後回しにしてしまうことありますよね。

人間の性質のせい

これらのことが起きる原因は、人間のもともと持ち合わせている性質によるものです。人間は未来の報酬よりも、目先の報酬の方が欲求が強くなるのです。この先にとってメリットがある行動でも、今の快楽の方が優先されやすいように脳がシステム化されているのです。これは変えられない事実です。

現状を一変するルール

これを改善するには、脳に新たなシステムを習慣化させることです。その中でも個人的に一番効果が大きかったのは、”3秒ルール”です。その行動をやるかどうか迷ったときに3カウントするだけです。頭でカウントしても良いし、口で言ってもかまいません。とにかく行動をするか迷ったときに、必ず3カウントするのです。

これはなぜ効果があるのかというと、3秒を過ぎてしまって、脳が考え始めるのを防ぐことができるからです。これも人間の性質ですが、人間はあらゆることを考えた結果として、結局何もしないことを選ぶ傾向にあるのです。考え始めてしまったらその時点で負け。行動するか迷ったら「3・2・1」と数えて、0になると同時に立ち上がるのです。

重要な決断の場合

このルールは日常の些細な行動だけでなく、ほかの状況においても行動するかどうかを決断するとに役立ちます。先ほども言いましたが、いろいろ考えると人間は何もしないことを選ぶ傾向にあるのです。だから、気になる人に会おうと思う、バイトをやろうと思う、新しいことに挑戦しようとするときに一歩踏み出せない人は、明日を迎えたときに3秒数えて行動するようにすれば、簡単に一歩踏み出せるのです。

ただし、人生を左右する重要な決断の場合は、必ずしもこの方法でうまくいくとは限りません。なぜならその行動が人生を左右するからです。ただ一つ知っておいてほしいのは、結果は変わらないということです。最終的にあなたが選んだ道に対する結果は、あなたが決断に際して何を考えたかによっては変わりません。もちろんどの道を選ぶかで結果は変わります。だからこそ、道を選んだのであれば、それをやるかどうかに悩む必要は全くないのです。そんなときに一歩が踏み出せなければ3秒ルールが助けてくれるかもしれません。

人によって合う合わないはあると思うので、ぜひ一度試してみてください。