個性とは?~弘中綾香アナウンサー~
弘中綾香さんって知っていますか?
Mステなどでも司会を務めた、テレビ朝日のアナウンサーです。
最近までは、可愛くて天真爛漫な方だなー という印象でしたが…
「人によって、物事の感じ方って違うと思うんですよ。同じ発言でも、ある人にとっては『毒舌』かもしれないけど、私にとっては『普通』かもしれないじゃない?って」
メディアに登場するアナウンサーという職業柄、多くの批判にさらされるようです。しかし、彼女はきちんと人それぞれに価値観があることを理解しています。一人ひとり違う特徴を持っている中で、それを他人の影響によって潰されないというのは、個性を持つ上で重要な条件になるようです。
私たちも批判にさらされる機会は十分にあります。批判のとらえ方ひとつで、自分を大きくすることも小さくすることもできます。
「『テレビ朝日といえば弘中』と言われなくてはいけない。私、意外と義理堅いところがありまして(笑)。その頃から、他の人と一緒だと良くないと考え始めましたね」
ミュージックステーションの司会に抜擢された彼女は、歴代のそうそうたるアナウンサーの顔ぶれの中で埋もれないようにと、他人との差別化を図ろうとしました。個性を他人の批判から守るだけでなく、自分自身でさらに形成していくと作業が必要だということを彼女は教えてくれています。
また、ミュージックステーションでタモリさんからも大きな影響を受けたようです。タモリさんの立ち振る舞いから、自分にはないものを探し、楽しむ気持ちが一番大事だと学んだ彼女は、周囲の環境からも個性を形成していきました。
「やっぱり、夢が革命家なので、マスコミという媒体に所属していると大きいじゃないですか。テレビ局員じゃないとできないことがある。(中略)何かを作って発表することで、人の考えに影響を与えたい。それが、革命家という意味です。だから、個人よりいろんな人を巻き込んだほうが作りやすいんじゃないかと。今はアナウンサーという職業柄、表に出ていますけど、もともと総合職志望でしたし、この会社でしたいことがたくさんあるんです」
彼女の夢は革命家のようです。非常に大きな夢ですね。そして、その夢をかなえるための大まかな道筋もある程度計画立てています。だから、今やるべきことがはっきりするし、目指す場所がはっきりしているからこそ、平然とスケールの大きなことを語れているような、そんな雰囲気を文面から感じます。個性を持ち続ける、個性を大きくしていく理由は、自分自身のめざす大きなゴールに向かうためなのかもしれません。
個性=?
個性の作り方にも、人それぞれの方法(個性)があります。
弘中さんのこの記事から考える個性の作り方は1つのモデルともなりますし、みなさんの参考になる点もあるのではないでしょうか。